注意:このテキストの内容は古いです。
Raspberry Pi 3B+ + PX-Q3U4 で録画サーバーを構築するために必要な能力があるか チェックする。
マシン | Raspberry Pi 3B+ |
OS | Raspbian 4.14.79-v7+ |
チューナー | PX-Q3U4 |
ドライバー | PX-Q3U4 用のドライバー |
HDD | USB HDD 1TB。 dd での書き込み速度は 53.3 MB/s 程度 |
作業PC | Ubuntu 18.04.1 LTS i5-3570 3.40GHz |
結果
ストリーム数 | データ量 | drop数 | 参考(作業PCでのdrop数) |
---|---|---|---|
BS ×1 | 5.1GB | 0 | 0 |
BS ×2 | 10.2GB | 0 | 0 |
BS ×3 | 15.3GB | 8 | 14 |
BS ×4 | 20.5GB | 46 | 2 |
地デジ×1 | 3.7GB | 0 | 23 |
地デジ×2 | 7.4GB | 153 | 8 |
地デジ×3 | 11.1GB | 0 | 15 |
地デジ×4 | 14.8GB | 212 | 7 |
BS×2, 地デジ ×2 | 17.6GB | 0 | 26 |
BS×3, 地デジ ×2 | 22.7GB | 53525 | 4069 |
BS×3, 地デジ ×3 | 25.5GB | 90080 | 530 |
BS×4, 地デジ ×3 | 20.7GB | 563133 | 13 |
BS×4, 地デジ ×4 | 18.8GB | 439943 | 394 |
目標である BS ×3 は、ギリギリでクリアとする。
地デジで drop 数が多いのは電波状況の為?
recpt1 1個あたりのCPU負荷は RasPi で 20〜25% だが、 ロードアベレージが、 BS×4, 地デジ ×4 では 9〜10 になり、 CPUは余っているのに過負荷になっている。(4コアなので MAX は 400% )
作業PC(Ubuntu) に Plex社製のドライバーでも同じような傾向だったので、 元のドライバーが悪いのか。
mirakurun + EPGStation をインストールし、BS×3 を 30分間録画し drop 数をカウントする。
結果
drop数は 10345 + 62 + 2023 = 12430
top で CPU負荷状況をみると Mirakurun が 100% 以上となって過負荷になって、 データを処理しきれなくなっている。(RasPi には荷が重い。)
PID USER PR NI VIRT RES SHR S %CPU %MEM TIME+ COMMAND
748 root 10 -10 256916 145260 6660 R 107.6 15.3 16:07.67 Mirakurun:+
1800 root 10 -10 105028 75252 208 D 9.9 7.9 0:09.03 recpt1
1798 root 10 -10 135892 106456 212 D 9.6 11.2 0:11.40 recpt1
1799 root 10 -10 159980 130552 236 D 7.3 13.8 0:10.69 recpt1
729 root 20 0 142432 28052 6220 S 2.0 3.0 0:17.08 PM2 v3.2.4+
epgrec UNA版 をインストールして、BS×3 を 30分間録画して、 drop 数をカウントする。
結果
drop 0 + 0 + 0 = 0
以上の結果から録画ソフトの選択は、下記のようになった。
名前 | 判定 | コメント |
---|---|---|
mirakurun + EPGStation | × | 3TS では Mirakurun が RasPi には荷が重い。 |
mirakurun + chinachu γ | × | 未テストだが、上と同じ筈 |
chinachu β | × | armはサポート外でインストール出来ず。 |
epgrec UNA版 | △ | 動くが、機能的に不足な所がある。 |
epgrec STZ版 | × | php7 では、動かない |
epgrec 本家 | × | 同上 |